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焼肉『ミノ』

ミノは、牛の第一胃(ルーメン)のことで、名前の由来は、開いた様子が蓑に似ていることから来ている。第一胃を含む複数の胃袋は、反芻動物特有の器官であり、そのなかでも第一胃と第二胃(俗称ハチノス)は反芻において重要な器官になっている。このため、この2つの胃を総合して、反芻胃ということもある。 反芻動物は、飼料をほとんど咀嚼せずに胃の中に収める。その後、第一胃の内容物は胃の逆蠕動運動で口腔内に戻され、咀嚼を行い、再び飲み込まれる。飲み込まれた内容物は、プロゾア、繊毛虫などの宿主生物によって分解され、動物のエネルギー源となる。反芻胃は牛の場合、全胃袋の容積の80%を締めており、成牛においての容積は約100リットルとなる。ただし、これだけの容積を持ち合わせていても、胃内部において消化液などはあまり分泌されず、発酵の為の胃袋であるということが出来る。なお、胃液が分泌されるのは4番目の胃(俗称ギアラ)のみである。

ミノは、常に内容物が存在しているため独特の臭みがついている。このため、水洗い、下ごしらえをしっかりしておかなければ食べることはできない。ただし、一般に売られているミノは、こうした下処理を済ませたものが大多数である。下処理したものは癖がなく淡白な味わいだが、非常に硬いため、通常は包丁で数条の切込みを入れて食用に供される。主に焼肉や刺身などで食べられる。


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